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11/19(土) シンポジウム 荒神山古墳築造の意義を探る

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(豊中歴史同好会 中司先生の説明 2011.10.22)

先日バスツアー東近江の史跡を訪ねるにて訪れたばかりの彦根市荒神山古墳について当会宛てに彦根市教育委員会よりシンポジウムのご案内をいただきました。
バスツアーにて現地を案内してくださった中司照世先生(前福井県埋蔵文化財センター所長) は三段築成は大王家ならびにその関係者の墓であることを指摘されています。荒神山古墳は山上故周濠こそ備えていませんが、滋賀県下第二位(124m 2010年彦根市調査)の墳長でかつ王墓の条件を備えた古墳です。
中司先生関連論文  考古学からみた三-五世紀の近江(『つどい』277号)
つどい』260号  『つどい』 254号  『つどい』174号

シンポジウムの内容を彦根市のホームページより転載いたします。

『大和政権、東国進出への足がかり』
-荒神山古墳築造の意義を探る-

■開催要項

 彦根市には豊かな文化財が残り、それぞれが個性的で興味深い歴史を刻んでいます。
市域南部の荒神山周辺にも数多くの文化遺産が眠っており、今年2月には山頂付近の
荒神山古墳が国史跡に指定されました。
 今回は、荒神山古墳の国史跡指定を記念して、考古学会を代表する先生方に、当古墳
築造の意義と歴史的背景について討論いただき、その重要性について皆さんと考えたい
と思います。
 つきましては、平成23年度荒神山古墳国史跡指定記念シンポジウム「大和政権、東国
進出への足がかり」-荒神山古墳築造の意義を探る-を、下記の内容で開催することとし
ます。

■開催日

 平成23年11月19日(土)13:00~16:30

■会場

 ひこね燦ぱれす 多目的ホール

■内容

 ≪第1部 講演・報告≫
1. 13:10~13:25
「荒神山古墳の概要と発掘調査成果」
林昭男(彦根市教育委員会文化財部文化財課)
2. 13:25~14:15
「水運と前方後円墳-大和政権の対外政策」
広瀬和雄氏(国立歴史民族博物館教授)
3. 14:15~14:55
「古墳時代前期から中期への移行と佐紀古墳群」
今尾文昭氏(奈良県立橿原考古学研究所附属博物館学芸課長)
4. 14:55~15:35
「昼飯大塚古墳とその時代-東海西部の動向-」
中井正幸氏(大垣市教育委員会文化振興課課長補佐)
 ≪第2部 パネルディスカッション≫
5. 15:45~16:30
テーマ:「大和政権、東国進出への足がかり」
◎コーディネーター 細川修平氏(財団法人滋賀県文化財保護協会副主幹)
◎パネリスト  広瀬和雄氏、今尾文昭氏、中井正幸氏、林昭男

この行事は終了しました。

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主催 彦根市教育委員会文化財部文化財課
  TEL:0749-26-5833
  
FAX:0749-26-5899

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