公民館活動が元気の源!
服部天神社(豊中市服部元町一丁目)
祭神 少彦名命・菅原道真
由緒書によれば、付近に居住していた秦氏の人々が、小祠を建てて医薬の祖神として尊崇する少彦名命を祀ったことにはじまる。左遷される菅原道真がこの地で歩行が困難になり、勧められて当社の少彦名命に祈願されたところ、霊験により足病が平癒し無事太宰府に到着された。菅公が亡くなられたのちに社殿を造営しその霊を合祀したところ、菅公足病平癒の霊験を伝え聞いた人々が全国から参詣に訪れるようになった。大坂から池田・能勢・亀岡に通じる主要幹線道路「能勢街道」の中間点に位置することから、能勢街道の往来人に全国からの參詣者が加わって境内外は賑わいを呈し、旅籠・料亭・茶店が軒を列ねたという。
「公民館活動が元気の源!」 蛍池公民館 館長 田中 省三
新年あけましておめでとうございます
皆様にはすこやかに新年をお迎えのことと存じます。
さて、日本人の平均寿命は飛躍的に伸び、今や人生八〇年間というのが、当たり前の時代となってきています。
しかしそれは、人が八〇年間を元気で健康に暮らすということを意味しているわけではありません。介護を必要としたり、寝たきりになったりする高齢者も少なくありません。
健康長寿という言葉があります。平均寿命は、生まれた人が何年生きられるかを表したものですが、健康長寿というのは、心身ともに健康で、活動的でいられる期間がどれくらいあるかを表したものです。
厚生労働省並びに世界保健機関(WHO)の発表では、日本人の女性の平均寿命は八六歳、健康寿命七七歳、男性はそれぞれ七九歳、七二歳でした。そうだとすれば、約七五歳以降は病院のベッドや、要介護者として過ごすという高齢者が多くなるということになります。
長野県は長寿県で、なおかつ一人当たりの老人医療費も全国一低い県です。その原因を国民健康保険中央会が調べたところ、公民館などの社会教育活動が高齢者の生きがいづくり等に大きく寄与しており、そのことが原因の一つであるとまとめられています。
このように、公民館活動は、普段から公民館での活動を続けておられる皆様の更なる元気の源になると思いますので、来年以降も活発な活動を期待しております。
市民講演会が開かれました
平成二十二年十二月十一日豊中市教育センターを会場に公募による市民約三十名も参加して、恒例の蛍池公民館と豊中歴史同好会共催の市民講演会が開かれました。
初めに、蛍池公民館館長田中省三氏よりご挨拶と講師の先生のご紹介を頂きました。
講師は堺女子短期大学名誉学長・名誉教授の塚口義信先生で、「東大寺の盧舎那仏と河内の智識寺」という演題で講演して頂きました。予定時間を大幅に超える熱演でした。
会場では、『つどい』に挿絵を提供して下さっている勝間康雄さんの原画展を併催致しました。なお、当日の塚口先生のご講演の要旨は後日『つどい』に掲載の予定です。