但馬の古代探訪(バス旅行)
9月23日(祝日)
・コース
蛍池駅前--中国道--吉川JCT--近畿道--春日JCT--和田山--大藪古墳群(禁裡塚古墳)--出石入左山古墳群--(昼食 ドライブインいずし)--出石神社--いずし古代学習館--池田古墳--茶すり山古墳--但馬のまほろば”古代あさご館”--春日JCT--蛍池駅前
・禁裡塚古墳
但馬最大規模の横穴式石室。
・いずし古代学習館
最初の但馬国府袴狭遺跡群あとにあり、1989年四世紀初めの水田溝跡から「十五隻の船団を描いた線刻画木製品」が発掘された。
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元読売新聞編集委員 坪井恒彦先生
つどい269
・池田古墳
国道の拡張工事で原型が失われつつあります。
・古代あさご館
・本日の講師
元豊岡市立 出土文化財管理センター所長 瀬戸谷晧先生
堺女子短期大学名誉学長・名誉教授 塚口義信先生
元福井県埋蔵文化財調査センター所長 中司照世先生
am8:45 蛍池駅前出発
北近畿豊岡自動車道に入り遠坂トンネルを抜けると三東PA「但馬まほろば」。こちらで瀬戸谷先生と合流する。
まずは養父郡養父町の大薮古墳群(禁裏塚、塚山、西の岡、コウモリ)のうち禁裏塚古墳へ向う
但馬最大規模の横穴式石室をもつ
三十数名が入れる大きな石室でした。古墳の築造にはヤマト政権の工人がかかわったとされ、前日から結構な雨にもかかわらず雨水の浸入はありません。
江戸期の大薮古墳群の様子
出石の町へ移動して入佐山を目指す
町並みを抜ける
行李作り
入狭山登り口
雨上がりの出石の町並み
江戸時代は八十八ヶ所ミニ巡礼の聖地であった
道順に句碑
説明を受けないと判らない小さな墳墓が点在する
頂上3号墳墓
鉄鎌、鉄斧、純度の高い砂鉄、後漢四獣鏡が出土
入佐山3号墳出土(出石古代学習館蔵)
バスが入らず見学はしませんでしたが、入佐山の北側に三段築成の⑨茶臼山古墳がある。皇室につながる有力者か?
出石神社
出石古代学習館(出石川防災センター)
袴狭遺跡出土「十五隻の船団を描いた線
刻画木製品」
→『つどい269号』
道の駅出石で昼食
定番の出石蕎麦にてお腹を満たした後は、南の朝来方面に向かう。
朝来地域の古墳
池田古墳・城ノ山古墳
池田古墳
国道9号橋梁の真下に前方部がある
付け替え工事で古墳の破壊が進む?
城の山古墳
茶すり山古墳
三段築成の最下段葺石とされるが、後世の砦に改修された城壁跡という見方がある
朝来PAに移動
パーキング内に併設された「古代あさご館」