大分・熊本の古代史を探る①
5月26日(水)
伊丹空港9:15→大分空港10:00--小熊山古墳--御塔山古墳--昼食--大分市歴史資料館--古宮古墳--海部古墳公園(亀塚古墳・資料館)--築山古墳--大分市(ホテル)
5月27日(木)
ホテル--阿蘇神社--阿蘇国造神社(上御倉古墳・下御倉古墳)--中通古墳群--昼食--宇土郷土資料室--熊本市(ホテル)
5月28日(金)
ホテル--装飾古墳館--鍋田横穴墓--山鹿市博物館--チブサン古墳・オブサン古墳--昼食--江田船山古墳・虚空蔵塚古墳・塚坊主古墳--熊本空港17:20→大阪空港18:10
講師
堺女子短期大学名誉学長・名誉教授 塚口義信先生
前福井県埋蔵文化財調査センター所長 中司照世先生
杵築市教育委員会生涯学習課文化財係主任 吉田和彦先生
北九州市芸術文化振興財団 文化調査室 学芸員 宇野愼敏先生
5月26日(水)
伊丹空港9:15→大分空港10:00--小熊山古墳--御塔山古墳--昼食--大分市歴史資料館--古宮古墳--海部古墳公園(亀塚古墳・資料館)--築山古墳--大分市(ホテル)
大分空港
杵築市教育委員会 吉田和彦氏の出迎えを受ける
小熊山古墳
大分湾(南)、豊子海峡(東)、本州祝島(北)を見渡せる海上交通の要衝に築かれた前方後円墳 L=120m 300年前後 近内の影響を強く受けた古墳
前方二段、後円部三段築成 ヤマトの王族につながる可能性あり
ヒレ付き円筒埴輪(地方には少ない)
御塔山古墳(小熊山古墳の南方500海岸べりに築かれた古墳)
創出付き円墳 L=80m強 中期初頭
小熊山古墳の被葬者に使えた有力豪族か
塚口義信先生
この日は大潮であった
凝灰岩横口構造石棺式石室 7世中頃紀畿内様式で小宮古墳以外九州では例が無い
大分湾南部佐賀関方面に移動する
亀塚古墳
神功・応神勢力の勃興(4世紀末ヤマト忍熊王内乱に勝利)後の5世紀初頭の築造
亀塚古墳からは四国はもちろん姫島、山口(祝島)方面まで見通せる
大分海部古墳資料館
外洋を航海した準構造船の復元模型
全国に海部郡が17箇所ある。この頃(5C)海部が最も栄えた。
ジオラマを前に
習慣的な潜水(作業)により外耳口に変形が見られる人骨
船を描いたいた埴輪 スイジ貝文様
貝輪・貝釧(クシロ) 石釧
装飾古墳
築山古墳
未盗掘の古墳出土物は地元で管理されている
後円部南棺には女性を含めて3体。北棺には女性1体が副葬品と共に葬られている。
石材は両棺とも地元産緑泥片岩で上下四方とも一枚岩。赤色顔料が38kg使われていた。環頭太刀は占領軍に提出・・とある